会社やめちゃいました

54歳で長年勤めた会社を退職した男の日々を綴っていきます。

畝作り

週末の農作業は来年春へ向けての畝作りとした。

以前この日記で書いたが野菜はなるたけ自然農法に近い形で栽培したいと考えている。

無農薬、無化学肥料で作りたいのだが一般的な有機農法では機械で畑を耕すので耕うん機を借りるか購入する必要があり維持費や燃料費がかかり、一度機械で耕すと畝は固くなってしまい、毎年耕さなければならなくなり理想とする持続可能な農法とはならない。

 

この畑では埼玉で自然農法で営農を実践している知人から教えてもらった三浦伸章「ガッテン農法」という本に載っている方法で畝作ることにした。

 

一度だけ畝を20センチほどスコップで耕された柔らかい表層の土を掘り返し慣行農法によって固くなった深部を出してそこにスコップを差し込んで固くなった層を崩して空気を入れ、枯らしたススキや落ち葉の堆肥を敷き、掘り返した土を戻して畝に仕上げていく。

 

畝の上部は刈った雑草で覆う。

 

こうすることで野菜が深く根を伸ばし表層では雑草が堆肥化した養分が土へ浸透して元気な野菜が育ち、耕すことなく無肥料無農薬無耕起の持続可能な農法として継続して行くことができるはずなのだ。

 

6メートルの畝作りに5時間ほど費やしての労働であった。

 

ここに苗を植えるのが楽しみだ。

 

画像は7月に河原で刈って枯らして置いたススキと春に自作した堆肥桶に落ち葉を入れ何度か切り替えして良い具合に腐葉土にしたものだ。

 

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これらを畝に埋めたのだが微生物の良い棲家となるはずだ。