会社やめちゃいました

54歳で長年勤めた会社を退職した男の日々を綴っていきます。

模擬家屋改修工事

12月は日記をサボってしまった。

今までと同じで日記は続かないのだろうか?

いや、今回は違うと言い聞かせて書く。

 


12月は無料ソフトのCADで住宅平面図作成、足場の組み立て、襖と障子張り、など短いプログラムが続いた。

また1月末の卒業へ向けて卒業制作として模擬家屋の改修工事に着手した。


同期生5人でテーマを決めて内外装工事を進めていくのだが、学んだことを土台に基本自分たちだけでの作業で先生からのアドバイスはもらえない。

テーマはマンションのモデルルームとした。


外装はタイル張り、内装は壁紙、内装タイル、京壁、漆喰壁で仕上げる予定だ。

卒業してしまった先輩方の作った模擬家屋で、これを解体することから始まった。

 

f:id:shakkan2021:20220114231304j:plain

 

解体後である。

f:id:shakkan2021:20220114231243j:plain

ここから下地作りが始まりラス網を張ってモルタルを塗ったところ

f:id:shakkan2021:20220114231318j:plain

 

画像は小生がモルタルを塗っているところだ。

f:id:shakkan2021:20220114231256j:plain

内部に石膏ボードを張り巡らしたところで年を越して現在に至っている。

 

今年は7日から学校が始まり、初日は住宅のイメージ図を書くための遠近法でのパースの描き方を学んだ。

 

今年も頑張って、いや、ゆるい気持ちで日記を書こうと思う。

 

実戦

勤労感謝の日は以前紹介した同級生の知人宅での壁紙貼りが完了した日となった。

ここまで6日もかかったのでとても対価を求められるレベルではないのを痛感した。

しかし出来栄えは素人の最初の実戦としては及第点がもらえるのではなかろうか。

学校では糊付け機があったのだがここではハケを使っての手塗りだだったことと下地作りを丁寧にやったこと、作業場が6畳ひとまと狭かったことが時間がかかった原因と思われる。

f:id:shakkan2021:20211207065317j:plain

f:id:shakkan2021:20211207065321j:plain


糊付け機は30万円ほどするので簡単には装備できないが有り難味を痛感した。

 

ブロック積みは2日かけて4段まで積んで終了した。

最近は8段も積み上げる塀は無いので実習もそれにならっているのであろう。

最上部には横に鉄筋を敷いて縦筋と交差する部分や重なった部分を針金で結束した。

結束器をくるくると回して結束するやり方を教われて大満足であった。
続いては石張りの授業となった。

こちらも2日の予定で1日目は壁だ。石と壁の間には3.5センチほどの隙間を作り急結セメントで橋を作って壁に固定するのだが、このセメントの固まり方が異常に早く、素人がモタモタしていると塗る前に固まってしまい随分材料を無駄にしてしまった。

f:id:shakkan2021:20211207065030j:plain

f:id:shakkan2021:20211207065038j:plain

f:id:shakkan2021:20211207065045j:plain

f:id:shakkan2021:20211207065052j:plain


次回は床に石を張る予定だ。

 

ブロック積み

内装左官が終わり、次はブロック積みを学んだ。

実家のブロック塀が一部傾いていたので自分で解体してブロックを積み上げることを予定していたので楽しみにしていた授業であったが、実家のブロック塀はお隣さんのリフォーム工事で塀もリフォームするというのでついでに業者に解体を頼んでしまった。

塀がなくなると広く使えてそのまま塀を作らないことにしたので実習で覚えたことを実践する機会を失ってしまった。

今は塀があったところにコンクリートで土間打ちすることを予定している。

学校の授業に土間打ちがないのが残念だ。

 

Youtubeが先生となることであろう。

f:id:shakkan2021:20211122152715j:plain

 

タマネギ定植

週末は那須での畑の作業をした。

那須には亡き父から受け継いだ山小屋がある。

別荘というにはおこがましい建坪20平米ほどの小さな小屋である

トイレは汲取式、ガスはひいいていないので灯油を燃料とする小型ボイラーでの給湯なのでかなり維持費は抑えられる設計となっている。

さすがに電気は引いいてある。

畑は歩いて10分ほどのところにある農家さんから借りている。

の辺りも耕作放棄地が多く、飛び込みで訪ねて「畑を貸してください」とお願いしたら快諾していただいた経緯がある。

作業は夏に作った畝にタマネギを定植するのとソラマメ、エンドウの種まきである。

黒マルチで寒さ対策を施した。

新たに来春へ向けての畝も作った。

溝を掘って先日刈ったススキを敷いて小屋で作った落ち葉の堆肥をまき土を戻して、刈った草を敷いて出来上がりだ。

畝作りもだいぶ無駄な動きが減り効率が良くなった。

カブ、コマツナサトイモも収穫出来た。

f:id:shakkan2021:20211110151727j:plain

f:id:shakkan2021:20211110151734j:plain

f:id:shakkan2021:20211110151848j:plain

 

f:id:shakkan2021:20211110151750j:plain



夕暮れのなか帰路についたが下弦の月と金星が美しかった。

 

 

京壁

本日は京壁に挑戦した。

本来は京都の聚楽第などがあったところから取れる土に砂やスサを混ぜた材料を塗る土壁であるが学校ではそれを模した「京壁」という商品名の既調合の安価な材料を使った。

漆喰は押さえて塗るのに対しこちらは撫でるようにサラッと塗ることできれいに仕上がる壁だ。

材料によってコテの使い方が異なってくるのである。

どうしても厚く塗りすぎてしまい、ならしても筋が残ってしまうのだが、塗り厚を判断して一度塗った材料を取り除くことできれいに仕上がった。

 

f:id:shakkan2021:20211110151429j:plain


これで一通り珪藻土、漆喰、京壁を経験したことになる。

 

漆喰

内装左官の2種類目は漆喰である。

f:id:shakkan2021:20211107202359j:plain

講師の先生曰く左官ではもっとも難しい材料のようだ。

下塗りを2回、中塗りを2回、上塗り2回を経てこうなった。

f:id:shakkan2021:20211107202352j:plain

明日乾いたところで最後に角ごてで押さえ込んでツルツルに仕上げて行くそうだ。

なんとも美しいのにはそれなりの過程が必要なのだと納得した。

自分の仕上がりも美しいといいのだが。

 

明日が楽しみである。