会社やめちゃいました

54歳で長年勤めた会社を退職した男の日々を綴っていきます。

職業訓練校

模擬家屋改修工事

12月は日記をサボってしまった。 今までと同じで日記は続かないのだろうか? いや、今回は違うと言い聞かせて書く。 12月は無料ソフトのCADで住宅平面図作成、足場の組み立て、襖と障子張り、など短いプログラムが続いた。 また1月末の卒業へ向けて卒業制作…

実戦

勤労感謝の日は以前紹介した同級生の知人宅での壁紙貼りが完了した日となった。 ここまで6日もかかったのでとても対価を求められるレベルではないのを痛感した。 しかし出来栄えは素人の最初の実戦としては及第点がもらえるのではなかろうか。 学校では糊付…

ブロック積みは2日かけて4段まで積んで終了した。 最近は8段も積み上げる塀は無いので実習もそれにならっているのであろう。 最上部には横に鉄筋を敷いて縦筋と交差する部分や重なった部分を針金で結束した。 結束器をくるくると回して結束するやり方を教わ…

ブロック積み

内装左官が終わり、次はブロック積みを学んだ。 実家のブロック塀が一部傾いていたので自分で解体してブロックを積み上げることを予定していたので楽しみにしていた授業であったが、実家のブロック塀はお隣さんのリフォーム工事で塀もリフォームするというの…

京壁

本日は京壁に挑戦した。 本来は京都の聚楽第などがあったところから取れる土に砂やスサを混ぜた材料を塗る土壁であるが学校ではそれを模した「京壁」という商品名の既調合の安価な材料を使った。 漆喰は押さえて塗るのに対しこちらは撫でるようにサラッと塗…

漆喰

内装左官の2種類目は漆喰である。 講師の先生曰く左官ではもっとも難しい材料のようだ。 下塗りを2回、中塗りを2回、上塗り2回を経てこうなった。 明日乾いたところで最後に角ごてで押さえ込んでツルツルに仕上げて行くそうだ。 なんとも美しいのにはそれな…

珪藻土

下地塗りがすべての面で終りようやく仕上げの上塗りへと移った。 画像の茶色い面が珪藻土の仕上げとなる。 講師の先生曰く珪藻土で平らな面を出すのはプロでも難しいので、波や筋など一定の凹凸模様で仕上げるのが一般的だそうだ。 実習では練習のため平らな…

石膏

内装左官の実習が始まって3日が経った。 未だ下地作りの作業の途中である。 下地にはB−Dryという厚塗り下地の石膏とユートップという薄塗り用の石膏下地があり両方を体験してきた。 この下地の上に漆喰、珪藻土、京壁を塗って仕上げて行く予定だ。 厚塗りは…

内装左官

内装左官の実習が始まった。 和室の漆喰塗りの壁や京壁を仕上げる実習だ。 まずは下準備として壁紙を貼っていたブースの壁紙を全て剥がしきれいにしてから異なった種類の壁を仕上げるための領域を区切る見切りを取り付けた。 角材を石膏ボードにビスで留めて…

クロス貼り道具

金曜日と月曜日2日かけての模擬家屋での貼り付け実習が終わった。 残念ながら写真を撮ることができなかったのだがエアコン周りの処理をやらせてもらい非常に勉強になった。 貼り付けながらエアコン部分をくり抜いていくのだが、壁紙を破いてしまったので結果…

6回目壁紙貼り

6回目の壁紙貼りは柄物を突きつけ工法で貼った。 材料が薄く紙に近い材質だったため破れやすく神経を使った。 繊細な材料だったためハケやスクレーパーを使うと材料を引っ張り過ぎてしわになってしまうため手をソフトに滑らせて貼り付けるとうまくいくようだ…

建築構造

内装外装仕上科の授業には座学の時間もとらている。 今日は一日教室内で木造、RC造、鉄骨造の構造を学んだ。 講師の先生は建築士である。 学校はRC造なので一通り構造の話を聞いた後脚立を使って屋根裏を覗かせてもらった。 構造がよく理解できた。 百聞は一…

実技テスト

5回目壁紙貼りが終わった。 貼り終わったあとに先生が仕上がりを採点したのだが結果は上層部へ知らされ、私達は知ることができなかった。 大きなミスもあったがなんとかリカバリーでき、我ながらまあまあのできであった。 コーナーの処理もだいぶコツが掴め…

5回目壁紙貼り

壁紙貼りも5回目に突入した。 午前中は座学で講師の先生の現場の実態や失敗談などの話を聞き午後は4回目に貼った壁紙を剥がしてパテ塗りで補修してから、天井を貼り始めた。 天井は丸い障害物(火災報知器のようなものがある想定)をくり抜いて貼る方法と障害…

4回目壁紙貼り

壁紙貼りも4回目となった。 実際貼り始めるまでにまる2日ほどかかった。 剥がす作業が思いの外重労働なのである。 1回目と2回目の時に剥がし残した裏紙がしつこく残っており素人の貼りなので接着も甘くパテを塗っているとパテの水分を吸って浮いてきてしまう…

壁紙貼り3回目

前の2回は無地の壁紙貼りで工法も突き付け貼りという方法だったが、今回は柄の壁紙を重ね貼りという方法で貼った。 突き付け貼りは片方から詰めて貼っていくのに対し重ね貼りは端同士を重ねて貼ってからカッターで真ん中を切って余分な分を切り離してから隙…

壁紙貼り2回目

石膏ボードの下地では凹凸があるのでその凹凸を平らにするため下塗り用パテを塗り、さらに上塗り用パテを塗り、最後にサンドで擦って下地を仕上げた。 凹凸はほとんど目立たなくなった。 この後シーラーという薬剤を2度塗りしてやっと下地が、仕上がった。 …

石膏ボード

新しいブースに移って内装クロス張りの下準備である。 石膏ボードを天井と3面の壁に隙間なく張り、パテを塗って凹凸を無くすまでが下地作りである。 この下地が平らでないと壁紙は綺麗に張れないので丁寧に下地を仕上げるよう指導があった。 もっともな指導…

エコカラット

今日で内装タイル張りの実習が終わった。 最後を飾るにふさわしいエコカラットという装飾タイルを張らせてもらった。 エコカラットとは、以下LIXILのサイトでの説明だ。 「エコカラットは室内の空気を整えてくれるインテリア商材です。 多孔質セラミックスと…

目地詰め

内装タイル張りの最終段階である目地詰めを学習した。 一面に目地剤を塗ることで隙間に目地剤が入り込み、しばらくおいた後濡れたスポンジで表面を拭き取ると仕上がる。 目地が入ると素人なりにも綺麗に仕上がるもので満足した。 しかし積み上げ張り工法の壁…

積み上げ張り

今日は積み上げ工法による内装タイル張りを学んだ。 接着剤で張る工法が今ではほとんどでこの工法は使われていないそうだ。 タイル一枚一枚にモルタルをたんまり載せて厚さ17ミリ程度に張り上げていくのだが均一なモルタルの量を載せるだけでも至難の技で当…

内装タイル張り

実質2日ほどかけて加工したタイルを貼る作業となった。 実際タイル加工は細かい作業に辟易していた。 今回は外装タイルのモルタル張りではなく専用の接着剤(木工用ボンドをもっと粘っこくしたようなもの)をつかっての張り作業なのだが、櫛目こてを使って壁…

解体作業

外装のタイル張りが終り次は内装タイル張りの実習である。 そのためにブース内のタイルと下地をすべて解体して新たに一から作り上げることになる。 ブース内はたかだか3平方メートルほどの広さなのだが、解体はすべて手作業なので、のみのようなスクレーパー…

職人の苦労

今日は内装タイル張りの下準備であるタイル加工に1日を費やした。 画像のようにペンチのようなもので正方形のタイルを少しずつ割って形を整えていく作業なのだが、少しというのが約2ミリ四方なのでかなり神経を消耗した。 少しでも欲を出して大きめに割ろう…

下地

金曜日の実習は右壁の下地作りであった。 内装タイル張りは外装用タイルの時と異なった工法での接着となる。 モルタルでの接着ではなく専用の接着剤(ボンドのようなもの)での接着となる。 この場合下地を平らにしておく必要があり、セメントを水で溶かした…

将来

解体後内装用タイルを張るための下地をまた一から作る。 本日は左壁面での作業となった。 下地も2度塗りをする。 度目は薄く地肌の壁に擦り込むように塗り接着力を高め、2度目は8ミリ程度の厚さになりようにある程度重ね塗りをしていく。 最後に定木(真っ直…

古家再生

今日は目地詰め作業を学んだ。前面の壁と床のタイルの隙間に目地材(専用のモルタル剤)をすり込み、一様にすり込んだあとは水で濡らしたスポンジで余分な目地材をきれいに拭き取ると仕上がる。これで一応外装タイル張りは終り、明日はすべて(下地のモルタ…

経緯

雨のなので久しぶりに布団の中でゴロゴロと過ごした。将来への期待と不安で同じことを繰り返し考えてしまうだけで当然結論は出ない。今までもそうだったが重大な方向転換が起こった時は何かしら外からの刺激や圧力などがあったので今回も今は学校に専念して…

床タイル2回目

今日は2回目の床のタイル貼りだった。前回は圧着工法だったが、今回はバサモルタル工法を学習した。砂3セメント1の配合で3センチほどの厚みで平面を作ってからその上にセメントを水で溶いた接着剤を薄く表面にのばして、いっきにタイルを貼っていく工法だ。…

床面のタイル貼り

今日はブース内床面のタイル貼りをした。作業も順調に進み我ながら出来映えも良いと思った。今回は圧着張りという工法だったのだが、次回別の工法で再度貼り直すので、この後一旦タイルとモルタルをすべて剥がしたのだが、タイルの裏面を確認するとモルタル…