石膏ボードの下地では凹凸があるのでその凹凸を平らにするため下塗り用パテを塗り、さらに上塗り用パテを塗り、最後にサンドで擦って下地を仕上げた。
凹凸はほとんど目立たなくなった。
この後シーラーという薬剤を2度塗りしてやっと下地が、仕上がった。
シーラーは吸水調節剤ということだが、普通は塗らないらしい。
ここは何度も同じブースで壁紙貼ったり剥がしたりするためノリが簡単2剥がれるようにするための薬剤のようだ。
この一連の作業で2日ほど費やした。
シーラー塗りの作業はコロコロ転がるローラーを使って行うのだが、これもコツがいる。
無造作に塗り始めると薬剤がボタボタと垂れてしまう。
始めは優しく後半は圧をかけて塗っていく。
職人はこの液だれを見ると我慢できないと講師の先生は強くおっしゃっていたのでそこに細心の注意を払って作業した。