会社やめちゃいました

54歳で長年勤めた会社を退職した男の日々を綴っていきます。

将来

解体後内装用タイルを張るための下地をまた一から作る。

本日は左壁面での作業となった。

下地も2度塗りをする。

度目は薄く地肌の壁に擦り込むように塗り接着力を高め、2度目は8ミリ程度の厚さになりようにある程度重ね塗りをしていく。

最後に定木(真っ直ぐな120センチ長の木材)を壁面にあてこすりながら膨らんだところは削り少ないところはモルタルを足して平面を出していく。

最後は木のこてでならす。ザラザラな面の方がこの後のタイルの接着を良くする。このような作業工程であった。

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一度塗り

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2度塗り後-1

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2度塗り後-2






昼休みに50代の同年代の先輩方と話していた中で、将来どうしたいかという話題になり、50代の就職は難しいと聞かされた。

同年代の卒業生で左官業に就職してもすぐに辞めてしまうという先例が多く、会社側にあまりよい印象を持っていないのではないか、という意見があった。

どこの業界でも50代の再就職は難しいのは覚悟のうえだ。

6ヶ月のコースの後半は就職担当の方との進路相談もあるし、雑音に耳を傾けて不安になるのは何の得にもならない、と言い聞かせて実習に集中しよう。

ちなみにこの学校は卒業生を就職させることが至上命題なので、就職に向けてかなり手厚くサポートがあるようだ。

左官やタイルの実習では10人以上の講師がいて皆それらが本業のプロで中には脱サラの方もいる。

学校は業界へのネットワークも強固なのであろう。

築古再生不動産投資家だと就職にはならないがこの道も当然ありだ

最初の画像は一度塗り、2、3枚目が2度塗り後である。