週末はまた畑へと向かった。
今回はベランダで育てたハクサイとブロッコリーのポット苗を定植するのと、畑に直播したカブ、ニンジン、コマツナなどの苗の間引きがメインの目的だ。
週末にしか畑に行くことができない身なので、苗作りは自宅マンションのベランダで育てるほうが上手くい
くと信じて疑わなかったのだが20個ほど作ったポット苗のうち育ったのは3つだけだった。
おそらく苗用の土作りの段階で肥料の配合が多すぎたため養分過多の土となってしまったのが原因と思われる。
一週遅れて実験的に現地の畑でポット苗専用の畝を作ってハクサイ、ブロッコリー、レタスの苗を作っておいたのだがこちらは全て芽を出していたので、あまり自宅での育苗の必要性はないのかもしれない。
現在自宅では11月定植用のタマネギの苗があるのだが、今週末の畑作業では現地の畑の育苗畝でタマネギを追加で作ってきた。
さて、ハクサイ、ブロッコリー、レタスの自宅で育てたポット苗と現地のポット苗を定植する作業だが、初めて黒いビニールシートのマルチをかけてみたのだが、畝のサイズと合わなかったり、穴の間隔を間違えたりと段取りがしっかり出来ていないことで作業が滞り、陽の沈むころまで時間がかかってしまった。
段取り悪すぎである。
左官やタイル張りと同じで段取りが重要なのを痛感した。
しかし経験値はあがったはずなので次回に活かそう。
自分は畑の農作業を小さな土木作業と考えており、作つけ計画を立て、段取りを考え、施工するという一連の工程がどうにも楽しい。
また生き物を扱うので、種を蒔くときは「ちゃんと芽を出すんだぞ」と声をかけている。
愛情を注いているのである。
ここにも農に携わることの意義を感じるのである。