週末は畑での農作業であった。
内容は来年春に向けての畝作りである。
畝には微生物の棲家となる枯れすすきを埋め込むののだが今回で枯れススキの備蓄が無くなってしまったので、次回の畝作りのためにススキを刈りにも出動した。
幹線道路脇の利害関係の無さそうなところに生えているススキの群落を見つけて刈った。
ここでも愛車のハイゼットが大活躍であった。
画像でもわかるように、ハイゼットでもただの軽トラではない。
荷台にお部屋が載っているのである。
いわゆる軽トラキャンピングカーなのだ。
ここでこの軽トラキャンピングカーを購入した経緯をご紹介する。
今年の3月に購入したのだが、当時はまだ在職中であった。
コロナ禍の中在宅勤務が常態化し、4Gのモバイル通信でテザリングしてパソコンをネットに繋げれば充分仕事に耐えられる通信速度が得られることがわかったので家にいなくてもどこからでも仕事ができると気がついた。
また、家族は関西におり頻繁に行き来をしていたのだが、新幹線では費用がかさむので当時乗っていたBMWのZ4で往復した。
そのうち高速代も節約したので週末に片道12時間かけて通った。
ちなみに一度帰れば2週間ほど滞在して帰るパターンであった。
元来運転が好きなこともあって長時間運転はあまり苦にならないのだが、Z4で一般道をタラタラと走っていることに疑問を感じ始め、どうせなら途中で泊まって仕事もしながら3、4日かけてゆっくり行けば楽しそうだという思いがその頃芽生えた。
そこで3月に軽トラキャンピングカーの購入を決断しZ4を下取りに出してハイゼットを買ったのだが、コロナ禍でキャンピングカーとキッチンカーの需要が旺盛だったため生産が追いつかず納車が6月となってしまった。
失業後の納車である。
人生先は読めない。
キャンピングカーと言っても中は何も無い仕様にした。
オプションで寝床や収納、テーブルなど付けることができたのだが、後でDIYでそれらを作るのも楽しいだろうと考えてあえて何も付けない仕様とした。
この判断が功を奏して今では布団も敷けるし荷物も運べ、自由な使い勝手の良い空間となっている。