会社やめちゃいました

54歳で長年勤めた会社を退職した男の日々を綴っていきます。

珪藻土

下地塗りがすべての面で終りようやく仕上げの上塗りへと移った。

画像の茶色い面が珪藻土の仕上げとなる

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講師の先生曰く珪藻土で平らな面を出すのはプロでも難しいので、波や筋など一定の凹凸模様で仕上げるのが一般的だそうだ。

実習では練習のため平らな面での仕上げとなった。

塗りのスピードはだいぶ早くなってきたので最近は柱と壁が接する部分「ちり」の処理を丁寧にするよう心がけている。

左官業界では有名人の常勤の先生に職人を目指しているのだからちりをきれいに仕上げないといけないと指導されたのが心に響いいている。

この歳から職人を目指すことはかなり難しいと先生も理解しており自分もその道を選択する可能性は低いと思っているのだが、学校側はあくまで業界への再就職を前提としている授業なのでそういう言葉が出るのであろう。

学校側の思惑と本人の意志とのギャップから税金の使い方の難しさを考えさせられるのである。
文化の日は同級生と同級生の知人宅での壁紙貼り2日目となった。

1日目は養生と古い壁紙剥がしなど下地作りであったが2日目はなんとか天井の一部の貼りの作業を終えられた。

素人2人での作業なので遅々として進まない。

技術も未熟で段どりも非効率的であらゆる面で反省することがあり、結果もそれなりの残念なものとなった。

次回家のオーナーに許可を得て画像でお見せできるようにしたいと思う。しかし明らかに良い勉強となっている。

 

石膏

内装左官の実習が始まって3日が経った。

未だ下地作りの作業の途中である。

下地にはB−Dryという厚塗り下地の石膏とユートップという薄塗り用の石膏下地があり両方を体験してきた。

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この下地の上に漆喰、珪藻土京壁を塗って仕上げて行く予定だ。

厚塗りは約5ミリ、薄塗りは3ミリの厚さを2回に分けて重ねて塗っていくのだがやはり5ミリの厚みだと表面を平らにするのが難しくなる。

内装左官では下地の凹凸がダイレクトに影響するので神経を使った

材料をコテに乗せる量がまだ一定でないのと塗りつけのストロークが一定出ないのが原因と思われさらに精度を上げる必要がある。

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吉野家の牛丼の盛りの正確さが思い起こされた。

 

内装左官

内装左官の実習が始まった。

和室の漆喰塗りの壁や京壁を仕上げる実習だ。

まずは下準備として壁紙を貼っていたブースの壁紙を全て剥がしきれいにしてから異なった種類の壁を仕上げるための領域を区切る見切りを取り付けた。

 

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角材を石膏ボードにビスで留めていくのだが久しぶりにインパクドライバーを使った。

左官やクロス貼りの道具では電動工具はあまり使わないが、インパクトドライバーは必須のアイテムであろう。

他にも電動ノコギリやグラインダーが欲しい電動工具である。

ブランドを統一してリチウムバッテリーを共通で使えるようにしたいので、今のところMakitaの電動工具を考えている。

見切りを施工したあとは練習専用壁に移ってモルタルを何度も塗っては剥がしての練習である。

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外装左官の実習から1ヶ月以上経っているので先生についてこてさばきをもう一度確認した。

クロス貼り道具

金曜日と月曜日2日かけての模擬家屋での貼り付け実習が終わった

残念ながら写真を撮ることができなかったのだがエアコン周りの処理をやらせてもらい非常に勉強になった。

貼り付けながらエアコン部分をくり抜いていくのだが、壁紙を破いてしまったので結果は残念なものとなった。

今度の週末には同級生の知人宅で壁紙を貼らせてもらうというイベントを控えており、オーナーは素人の練習として部屋を提供してくださり失敗してもいいとかなり寛容なお言葉を頂いているとはいえ当然エアコンが取り付けてあるのでかなり不安である。

日曜日にはクロス貼りの道具を一式購入したので、ここで披露しよう。

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総額2万8千円だ。

いよいよ投資をしてしまった。

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格好から入るのは昔からです。

 

6回目壁紙貼り

6回目の壁紙貼りは柄物を突きつけ工法で貼った。

材料が薄く紙に近い材質だったため破れやすく神経を使った。

繊細な材料だったためハケやスクレーパーを使うと材料を引っ張り過ぎてしわになってしまうため手をソフトに滑らせて貼り付けるとうまくいくようだ。

講師の先生の手本をよく見ているとコツがつかめるのだが、いざ始めるとすっかりその残像を忘れてしまい、それに気づくまでに時間がかかった。

またブース内を一面貼るには約90センチ幅の材料を4回にわたって貼っていくので、材料を切り出した順に貼っていかないと微妙に柄がずれてしまう。

自分はその順序を間違えたため柄が少しずれてしまった。

貼りはうまくできたのだが段取りの凡ミスで台無しである。

次回からは段取り段階でもっと慎重にならなければいけない。

 

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明日からは模擬家屋に移って実際の現場のようなところでの作業となる。

この日記をつけることで反省点が明確になった。

日記をつける習慣が今までなかったのだが54歳にして大切さがわかった。

 


続くといいのだが。

 

建築構造

内装外装仕上科の授業には座学の時間もとらている。

今日は一日教室内で木造、RC造、鉄骨造の構造を学んだ。

講師の先生は建築士である。

学校はRC造なので一通り構造の話を聞いた後脚立を使って屋根裏を覗かせてもらった

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構造がよく理解できた。

百聞は一見にしかずとはこのことである。

木造建築での和室の各部位の名称も現場ではよく使われるので覚えるように言われた。

 

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建材も材質と用途を教えてもらった。

今まではホームセンターに行っても建築資材のところはさっぱりわからなかったのだが、今はホームセンターの資材売り場に早く行きたくてしょうがない。

ちなみに先週末那須からの帰りに建デポに寄って会員になっていたので今週末も健デポを徘徊したいと思う。

 

 

実技テスト

5回目壁紙貼りが終わった。

貼り終わったあとに先生が仕上がりを採点したのだが結果は上層部へ知らされ、私達は知ることができなかった。

大きなミスもあったがなんとかリカバリーでき、我ながらまあまあのできであった。

コーナーの処理もだいぶコツが掴めて来たように思う。

上達を実感んできうれしい。

 

 

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